FUFOX regimen
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1) Moehler M. Z Gastroenterol. 40: 957, 2002 |
AIO regimenにL-OHPを併用したもので、L-OHPの投与量が多少異なるが総称してFUFOXと呼称されている。Bruecklらはfirst lineにAIO regimenを用いた大腸癌症例の2nd-lineとして同じAIO regimenに85mg/m2のL-OHPを併用し、奏効率は16% (4/26) であったと報告している。
Grotheyらは、AIO2.0 (5-FU 2,000mg/m2) にL-OHP (50mg/m2 2h inf) を加えたFUFOXとMayo regimenを比較した第III相試験を報告した。
■有効性
奏効率はMayo regimen22.6%に対してFUFOX49.1% (p<0.0001)、PFSはそれぞれ5.3ヵ月、7.8ヵ月 (p=0.0001) と、ともに有意差を認めた。
Mayo regimen | FUFOX | p値 | |
No. | 129 | 123 | |
奏効率(%) | 22.6 | 49.1 | <0.0001 |
PFS(月) | 5.3 | 7.8 | 0.0001 |
OS(月) | 16.1 | 19.7 | 0.19 |
■安全性
血液毒性はFUFOXで低い傾向にあり、白血球減少や好中球数減少は有意に低かった。また、非血液毒性は同程度であった。
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