FOLOFOX/FOLFIRI の虎の巻 大腸癌化学療法編
第2回 FOLFOX/FOLFIRIの巻

FOLFOXとFOLFIRI、両方のレジメンを習得した上で、個々の患者の状況や背景因子を考慮し、どちらを先に行うかを決めるべし。
   
FOLFOXの神経毒性は、チームで積極的に介入して具体化すべし。早めに手を打ち、重症化を回避せよ。
FOLFOX投与時に軽いアレルギー反応がみられた次の回の投与では、
ショックへの対応を入念に準備すべし。
下痢止め、吐き気止めはあっても“倦怠感止め”はない。
FOLFIRIが合わない患者には無理強いをせず、休薬期間を設けるべし。
   
FOLFOX、FOLFIRIで3剤(5-FU、L-OHP、CPT-11)を十分に使い切り、治療をできるだけ長く続けることを心がけるべし。
体表面積換算で適切な量を投与し、効果と副作用をきちんと評価すべし。
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